「わたしのアドバイスはこの上なくシンプルだ。現金の１０％を米国の短期国債に、残る90％を超低コストのS＆P500のインデックスファンドに投資しなさい。ヴァンガードのファンドがいいだろう。この方針なら、高い報酬のファンドマネージャーを雇うどの年金基金、機関、個人の出す結果よりも、長期にわたって良い成績を上げられると思う。」
資産15兆円！「世界一の投資家」、「投資の神様」と言われたウォーレンバフェットの妻に贈った遺言で、あまりにも有名な言葉です。
そこで、NISAには、eMAXIS Slim 米国株式（S＆P500）が良いと思います！
S＆P500とは、S＆Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的は株価指数の一つです。S＆P500に投資すれば、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できると言われています。
S＆P500の上位10銘柄には、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、日本でもよく聞く有名企業が多いです。
下のチャートはS＆P500（SPY）と日経225（NI225 ）を1993年1月から2022年7月現在まで過去30年の値動きを比較したグラフになります。
青い線のS＆P500に対して、日経225はまるで地を這っているようです（笑）！
日経225の＋57.36％に対し、S＆P500 が＋760.10％の成長率になっています。これは仮に30年前、100万円投資していたら157万3600円であったのに対し、S＆P500は860万1000円になっていたことになります！
参考：「S＆P500と日経225の比較 トレーディングビュー」より
更に下の図は、S＆P500に積み立てNISAで2002年7月から2022年7月まで20年間、NISA枠の毎年40万円を積み立て投資していたら現在、どうなってたかのチャートです。（毎月300ドル積み立てを行った時の計算です。１＄＝111円として、300ドル＝約33333円（年間40万円）を20年間＝合計800万円積み立てたとして計算です）
参考：「S＆P500に過去20年投資した結果：ポートフォリオビジュアライザー」より
図のように最終評価額は264,392ドルになっており、2022年7月現在で、2934万7512円になります！（為替は考慮しておらず、積み立てた時と同じ1＄＝111円として計算）
これで老後2000万円問題も解決ですね(^^)
ちなみに現在は円安ドル高で、1＄＝138円のため、現在の為替ですと、3648万6096円です。
しかし、貯金と違い投資のため、元本は保証されておらず、運用にはリスクがあります。次回はそのリスクについて考えていきたいと思います。
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