サウンド・マリアとは

①アートについて

サウンド(sound)は、名詞で「音」の意味だけではない。soundは「健康な」という形容詞の意味もある。

safe and sound(無事に)、sound asleep(熟睡)と言う意味で使われる。

他にも「Sounds good!(いいね)は、相手から言われたことを好意的に聞こえたことに対して口語的にOK!と了解を表す時にも使う。

Soundは、 雑音を表すノイズ(noise)ではなく、対象となる相手がいる調和のとれた音楽の響き、鼓動、生命の息吹きだと思う。

映画サウンドオブミュージックの冒頭のシーンで、上空からアルプスの渓谷を越えて、かすかに鳥のさえずりが聞こえ、徐々に高原の主人公マリア(ジュリーアンドリュース)にクローズアップして、歌声が響くシーンが素晴らしい。

サウンドオブミュージックの歌詞「The hills are alive with the sound of music( 丘は音楽の響きとともに生きている)」にみられるような、 丘(渓谷、自然)の命、鼓動、音楽の響きをアートで表現したい。

 

②投資について

「黄金比」というのがある。黄金比は「1:(1+√5)÷2)=1.618…であり、人間が最も美しいと感じる比率で、「ミロのビーナス」、「モナリザ」、「パルテノン神殿」、「サクラダファミリア」、「ピラミッド」など古代より西洋の美術作品や建築物などに意識的にしろ、無意識にしろ、取り入れられてきた。

自然界でも、「松ぼっくりやヒマワリの種」、「植物の葉の成長」、「人のDNAの二重螺旋構造」、「台風や銀河の渦巻き」などは渦巻き状の螺旋形状をしている。この形状は、フィボナッチ数列という規則性のある数列であり、これらは全て前述の黄金比になっている。

しかしながら、これらのフィボナッチ数列は強度を保つためであったり、合理的に日光を吸収して光合成の効率を上げるように必然的に表れたもので、「黄金螺旋」、「生命の曲線」と言われている。

投資でも「フィボナッチ・リトレースメント」、「フィボナッチ・エクステンション」というのがあり、過去のデータを見るとこの値に向かい、反発していることが多く、私は株価を予測する手掛かりにしている。

もちろん、チャートが完全に黄金比の通りに動くなら、未来を予測でき、誰でも大儲けが出来る。しかしながらその通りにはならず、株価はこれらの値に集約される可能性が高いと考え、参考にとどめるべきだと感じる。

投資は機械的に黄金比に沿って動く単なる波(Wave)ではなく、その波には、自然が人的な環境の影響を受けるように、予期せぬ出来事や要人発言など理由がある。その結果、株価は打ち寄せ、押し寄せ、殺到する、SURGEのような波になることもある。

市場が上下する何らかの理由があり、皆さんと一緒にチャートと向き合い、チャートから学び、考えていけるブログでありたい。

 

 

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