2.過去の資産(2010年以降)

FX(外国為替証拠金取引)による投資

その後、パソコンで外貨預金を調べていくとFX(外国為替証拠金取引)はもっと手数料が安いことを知りました。これは手数料が米ドルで2銭や3銭豪ドルでも5銭くらいであり、100万円でも為替手数料が200~300円であり、こちらの方が利益率が高いことに気付きました。そしてこの頃は豪ドルの金利も5%ではなく下がったり、南アフリカランドなら10%!、トルコリラなら15%の利息がつく!など、為替の変動リスクやカントリーリスクもよく分からないまま、高金利のいろんな通貨に投資をしていました。

最初は、外貨預金のかわりでFXを使おうと思っていましたが、だんだんと欲が出て、レバレッジもどんどんかけてしまい、最終的に10倍や20倍で良く分からないまま短期取引するようになり、2009年9月15日のリーマンショックを迎えました・・・・。

リーマンショックで資産が溶けた時の様子

1.「あれ・・・?ん・・・?なにこれ・・・?-2000000?ん??」リーマンショックで資金が溶けた朝の、起きて最初の1秒間の状態です(まどろみから状況把握=眠りの混沌から宇宙誕生のインフレーションのように、感情が急激に膨張する)。

2.「あ~、もう!!あ~。もう!!(やってもた~!)あ~!もう・・・。おえ~~おえ~~っ!!パクパク・・・!!そんなバカな、バナなパクパク・・・!おえ~っ!(200万円)おえ~!(3年間!)おえ~!(コツコツためた!)おえ~!(そのお金!)おえ~!(1日で)おえ~!なくなってもた~!!おえ~っ!!おえ~~!!」(驚き=宇宙誕生のビックバンのように激しく感情が爆発する)

3.「なんで!!あ~っ!なんでや~!なんで下がっとんのや!うそや!あ~っ!こんなん嘘や!違うって!(否認=ここから、キューブラロスの死の受容プロセス5段階をたどる(キューブラロス第一段階)

4.「なんやこれ!腹立つ!なんやこれ!絶対なんかあるわ。」(怒り=自分だけがこんな目に合うなんてと怒りがこみあげてくる(第二段階)

5.「なんとかせなあかん・・・。」(証券会社に電話する。あれっ!これおかしいやん!誤字、脱字がある。句読点もない。まぎらわしい。数字も違うと思う。)「知らんかった!今のナシ!今の絶対ナシ!!知らん人にこんな投資をさせるのはおかしいわ。知らんかった!(取引=「この投資を見逃してくれたら、絶対悪いことをしない」などと、神や人、消費者センター、証券会社と、何らかの取引をしようとする段階(第三段階)

6.「みんな。ごめん・・・」、「ほんとにごめん・・、「もう無理・・・あかんわ。」、「今までありがとう・・・」(第四段階:抑うつ=「もうだめだ。」「生きていても仕方ない。」と抑うつになる段階(第四段階)

7.「もうやめよ。二度とやめよ。絶対やめよ。FX向いてないわ・・・。最初から無理。9割の人が負けるってよ・・・。今の若いうちに損しておいて、逆に良かったの違う?」(受容:自らのおかれた状況を理解し、それを受け入れることが出来る段階(第5段階)

8.・・・・5年後、、、。「何が原因だったのかな?どうしたら良かったのかな・・・。(再生:原因を考え、しつこくもう一度、投資をしてみようと思い始める)

つづく→投資のヒアリハット(リーマンショックから学んだことに続く

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